先に見る場所を決めます。画面は二つです。一つはiPhoneの「設定」アプリにある、アプリごとの通知画面。もう一つは、株価のアラートを作るアプリ側の画面です。片方だけ整えても通知は届きません。

選ぶ基準は「価格アラートの項目があるか」

通知アプリを選ぶときに見るのは一点です。価格が条件に達したときに知らせる機能を持っているかどうかです。

iPhoneに最初から入っている「株価」アプリのユーザーガイドの目次には、ウォッチリストの管理、iCloudでの共有、通知センターでの株価表示、ビジネスニュースの閲覧といった項目が並びます。価格変動時のアラートやプッシュ通知にあたる項目は、目次の中に見当たりません。

この記事では、価格アラート機能が公式に案内されているTradingViewのアプリで手順を追います。

環境を確認する

操作の前に三つ確認します。

  • iOSの「設定」アプリを開けること
  • TradingViewアプリがApp Storeで最新版になっていること
  • アプリでアカウントにログインしていること

後ろの二つは、iOSでプッシュ通知を有効にする手順の前提としてTradingView公式ヘルプに挙げられています。

もう一点、同時に有効にできるアラートの件数はプランで変わります。公式の料金ページの比較表では次の値です。

同時に有効な価格アラートの件数
プラン 件数
Basic(無料) 3件
Essential 20件
Plus 100件
Premium 400件
Ultimate 1,000件

無料のBasicは3件です。銘柄を増やすときは、この枠の中で入れ替えるか、プランを見るかの判断になります。無料版と有料版の差とデータ遅延の確認手順も同じ枠の話です。

STEP1:iPhoneの設定で通知を許可する

✅ 「設定」アプリを開きます。「Apps」を選びます。一覧からTradingViewを選びます。「Notifications」を開きます。「Allow Notifications」をオンにします。

日本語表示では「通知」「通知を許可」と出ます。オンにすると、通知のサウンド、表示する位置、見た目をこの画面でカスタマイズできます。ここはApple公式サポートの手順と同じです。

STEP2:アラートを作る

公式ヘルプでは、デスクトップの操作として次の3通りが案内されています。ホットキー(Windows:Alt+A、Mac:⌥+A)、上部ツールバーの「Create alert」ボタン、価格スケール上の「Plus」ボタンです。公式ヘルプに案内があります。

iPhoneのTradingViewアプリでアラートを作成します。💡 条件の形をまだ決めていないなら、価格アラートの条件の選び方を先に通します。

作る前に、画面の銘柄と価格条件を見ます。

STEP3:受け取り方を確認する

TradingView全体では、公式ヘルプにアプリ通知、メール、プレーンテキスト形式のSMS、トースト通知、サウンド、Webhookが通知の受け取り方として案内されています。iPhoneで必要な操作は、この中の一つ、プッシュ通知(アプリ通知)の確認です。

モバイルアプリの中で作ったアラートは、プッシュ通知が最初から有効です。モバイルアプリ以外で作成するときは、作成画面で「Push Notifications」が有効になっているかを確認します。

完了の確認

アラートの一覧画面を開きます。銘柄、条件の価格、受け取り方の三つが意図した内容になっているかを見ます。あわせてiPhoneの通知が許可のままかを見ます。二か所が揃っていれば設定は終わりです。

届かないときに見る順番

⚠️ 見る順番を決めておくと早く終わります。

  1. iOSの設定で「通知を許可」がオンか
  2. アプリが最新版か
  3. アカウントにログイン済みか
  4. アラートの受け取り方にプッシュ通知のチェックが入っているか
  5. 有効なアラートの件数が上限の中に収まっているか

詰まりやすいのは四番目です。端末側の確認まで含めた流れは、iPhoneで価格アラートを設定する手順でもたどれます。

自分の設定メモ

夜9時に画面を開いて設定を見直す時間を作っています。そのとき残しているメモは三行です。

  • 銘柄と価格条件
  • 作った日
  • 受け取り方(プッシュのチェック)

変更したらスクリーンショットを撮ります。変更前後の通知条件を見比べるため、設定画面のスクリーンショットも残します。利用中のプランで使える枠を、どの銘柄に割り振るかも書いています。