アラートを作ったのに、想定した場面で通知が来なかったことがあります。原因は単純でした。時間足を切り替えたまま気づかず、別の足でインジケーターのアラートを設定していたのです。設定画面で決める項目を順番どおりに押さえておくと、この種の取り違えは減ります。

アラートはどこから作れますか

入口は一つではありません。スーパーチャートで対象銘柄を表示し、上部ツールバーのアラート作成、右側のアラートマネージャー、価格スケールのプラスボタン、右クリックメニュー、ショートカットキーのいずれからでも設定画面を開けます。どの入口を使っても、開く画面の中身は同じです。

STEP1:対象銘柄を表示して設定画面を開く

✅ アラートを出したい銘柄をスーパーチャートに表示します。表示中の銘柄が設定画面に引き継がれます。別の銘柄を開いたまま作業すると、意図しない銘柄で作成されます。

STEP2:条件と価格水準を決める

💡 条件を「価格」にします。次に演算子を選びます。「交差」「上に交差」「下に交差」「より大きい」「より小さい」から選べます。「交差」は上下どちらの方向から指定水準に達しても発動します。「上に交差」「下に交差」は、指定した方向から達したときだけ発動します。価格アラートは、指定した価格水準への到達または超過で通知する機能です。

STEP3:発動頻度と有効期限を決める

⚠️ 発動頻度は、1回のみ、毎回、バー終値ごと、1分ごとから選びます。同じ水準を行き来する銘柄で「毎回」を選ぶと、通知が続きます。

同じ画面で有効期限も決めます。標準のアラートの最長有効期間は2か月です。PremiumとUltimateでは無期限に設定できる場合があります。アラート名とメッセージもここで入力します。一覧で見分けられる名前にします。

STEP4:通知の受け取り方を選ぶ

通知の受け取り方は、TradingViewアプリ、ポップアップ通知、メール、Webhook、サウンドなどから選びます。アプリ通知には最新のモバイルアプリが必要です。ポップアップ通知にはデスクトップ通知の許可が必要です。許可が抜けていると、条件を満たしても画面には何も出ません。ここで詰まりました。

机の上に置かれたスマートフォンと閉じたノートパソコン

応用:通知スケジュールと時間足を使い分ける

通知スケジュールを設定すると、指定した時間の外では通知の配信が止まります。24時間、平日、標準営業時間、カスタムから選べ、時刻はアカウントのローカルタイムゾーンに合わせて動きます。配信が止まった時間でも、アラート自体は発動し、アラートログに記録されます。

もう一つの応用は時間足の扱いです。価格アラートは時間足に依存しません。インジケーター、ストラテジー、描画ツールのアラートは、計算に時間足が影響します。冒頭の取り違えはここでした。インジケーターのアラートを作る前に、チャートの時間足を確かめます。時間足やタイムゾーンの基本はTradingViewのタイムゾーン・インジケーター・アラートの基本設定にまとめています。

最後に作成ボタンを押して保存する

条件、発動頻度、有効期限、通知方法、必要ならスケジュール。この順に見直してから作成します。設定画面を閉じただけでは、入力した内容は残りません。作成ボタンを押して保存するところまでが設定です。